激録・イタリア留学@ミラノ工科大学そしてブルガリア

ミラノ工科大学とイタリア留学の実情とブルガリア

ミラノ工科大での留学のはじまりはじまりDesign and Engineering コース

授業の様子

今回は授業について述べようと思う.殆どの初回の授業が終わった.

 僕は修士コースにいるが日本と違って研究活動が主軸ではない.その代わり授業を取ることが主となる.もし研究活動で修士を取ることに興味があるならResearch Masterで探せば大学が見つかるかもしれないが欧州ではあまり無い.殆どイギリスであった気がする.

 授業の時間割.2学期制であり,これは1年の1学期のものである.

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 このように特徴的なのは1つの授業の時間が長いことである.金曜日のProduct Development Design Studioに至っては9時間もある.休憩が1時間くらいあるがそれでも長い.他も4時間が基本となっている.イタリア人の友人よると珍しいことではないそうだ.

 ずっと話を聞いているのではなく友達や先生と議論する時間もあるので飽きはしない.また授業中に質問することも文化的に良いそうなので眠くなったら質問して目を覚ましても良い.

授業の紹介

Material Selection Criteria in Design and Engineering:自分がデザインしたい製品に最適な素材と製造方法を学ぶ.

Reverse Modeling:職人など人の手によってデザインされた物体を3Dモデルへ落とし込む方法を学ぶ.

Design Thinking and Process:そもそもデザインとは何なのか学ぶ

Product Development Design Studio:製品の概念の策定からそれを実際のものへ昇華するまでのプロセスを学ぶ

Mechanical Design:準備として数学の授業を行っている.

詳細:http://design-engineering.polimi.it/the-course/ からcourse program